2010-03-17 静岡大学のクラウド化が話題に システム・サービス 今回は「静岡大学」を取り上げさせていただきました。 静岡大学のクラウド化が話題になってます。紹介します。 http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201003160007.html (2010年3月16日) 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、奥田陽一社長)は、NTT西日本静岡支店と共に、静岡大学の学生と教職員約1万3000名が使用する学内情報基盤システムを全面的にクラウド化し、運用を開始した。大学内に存在するサーバー約850台と業務用端末約7000台をクラウド化するのは、国公立大学として初めての事例。学内情報システムを全面的にクラウドに移行することで、従来のシステムと比較して2013年度までに消費電力90%以上、IT投資コスト80%以上の削減が可能になる。 まさにエコ。 「静岡大学は、2007年から2009年までの3年間に環境負荷と投資コストについての詳細な調査を実施。その結果、大学内ネットワークに接続している情報機器は、パソコン約7000台、Webサーバー552台、研究開発用サーバーが300台以上だった。全学の15%に相当する年間233万kWhの電力を消費し、885tのCO2が排出されていたと推定している。 」 Webサーバー552台ってすごい。。 (ほんとか?と疑ってしまう) こちらのニュースでは、消費電力や電気代をまとめた表もあります。 静岡大学が情報システムをクラウド化 Amazon EC2も活用 - ITmedia エンタープライズ (2010年03月15日) 静岡大学は約1万3000人が利用する情報システムをクラウド化した。Amazon EC2などのクラウドサービス、シンクライアントPCなどを採用することで、消費電力やIT投資のコストを大幅に削減していく。 「クラウドコンピューティング関連の技術やサービスを情報基盤システム全体に導入することで、従来のシステムを運用した場合と比べて、2013年における年間消費電力、二酸化炭素の排出量を約90%、ITコストを約80%削減できると試算している。」 数字を見るとすごい削減効果だ。 とにかくいろいろなサイトで紹介されてます。話題性があるのですね。 ということで静岡大学サイトを見てみる。 http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/icenter/ で、以下がAmazonEC2のサイト http://vvv.ipc.shizuoka.ac.jp/icenter/index.shtml おお! 全く同じだ! (って驚くほどじゃないか) WEBメールは何を使っているのだろう。。リンク見つからず。。 日刊工業新聞でも取り上げられたそうです。 って、新聞の日付が2009.10.6じゃん。 知らなかった。。 おまけ。 上記ページにも載っている静岡大学のキャラクター「しずっぴー」。 http://www.shizuoka.ac.jp/shizuppy.html (2010年03月15日) グッズもしずっぴー。↓充実しています。 http://www.shizuoka.ac.jp/shizuppy_02.html(しずっぴーグッズの紹介) ここまでのクラウド化はトップダウンでやらないとなかなか進まないでしょうね。 (学内での反対意見もあったと思います) なんか、今回いろいろ読んでるとクラウドクラウドってやたらクラウドと言う文字が出てきて、「そもそもクラウドって何?」とちょっと分からなくなってきました。(-_-;) (あやふやな用語だ)