今回は「中央大学」を取り上げさせていただきました。
「偏差値が高い大学がいい!」 「偏差値だけで大学を決めてはいけない!」
偏差値についての議論は、行き着く先が見えないものです。
今回は、大学の“公式サイト上で”偏差値に関して持論を述べているところを紹介します。
こういうのって珍しいのでは? ※またまた情報センターネタから大きくそれてごめんなさい。m(__)m
「中央大学」です。 (正確には中央大学情報工学科)
なんと、後編もありました。
「見掛けの偏差値を操作しても、学士力(学力、研究力、人間力、就活力、…)は向上しない !?」
「推薦入試枠を従来の3割から他大並の5割に増やせば、確かに競争入試の偏差値は上がります。でも、それに手を付けてしまうと教育が早晩成り立たなくなることは、各大学も受験生も薄々気付いているでしょう。」
とのこと。
そして続く。
「このまま偏差値に振り回され続けていると、学生も大学もダメになります。株価(偏差値)高値のまま突然崩壊してしまう現代企業(諸大学)の矛盾を孕んだ構図の轍を踏まぬよう、学生自身の高い研究発表実績の安定上昇を誇ると共にキャリア支援全国大学1位達成の秘密、中央大学マネジメント論の王道をここに公開します。」
パチパチパチ。\(^o^)/ で、キャリア支援全国大学1位ってなんだ?!
そしてやっぱり。最後に断り書きがあります。
※ 本内容は、2008年5月開催の高校教員向け中央大学進学相談会において、現役のオペレーションズリサーチ研究者として活躍する理工学部長 田口東(情報工学科教授)が、本学を例として我が国の諸大学が抱える問題を本音で語り、さらに解決に向けて教育者として真正面から取り組む姿勢を説明したものであり、他大を批判する趣旨ではありません。
「一個人の意見であり、大学の公式見解ではないですよ〜 他大の皆さん、気を悪くしないでね〜」ということか。
これで、この学科の偏差値が上がったらどう解説するのだ?!
まぁ、もし上がれば上がったで、また何とでもいえますからね。