Office2003と2007の共存はやっかい
今回は「神奈川大学」「東京農業大学」「東京経営短期大学」を取り上げさせていただきました。
情報センターでは、2月3月となると、来年度のPC教室用の作業で忙しくなると思います。
その1つ、Micorosftの「Office2007」へバージョンアップするところも多いと思います。
で、やっかいなのは「Office2003(旧バージョン)」を残しつつ「Office2007」も入れる場合。
これは学内の「新しいのも必要だが、古いのも必要」といった意見を取り入れた結果であり、情報センターとしては「どっちかにしようよ!」と叫びたくなるところ。
自論。「Officeの共存は、利用者にとって思ってたほど便利ではない」
今回は、2つのOfficeの共存について注意しているところを紹介します。
(今回のブログは、知ってる人にとっては「何をいまさら」の内容です)
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(続き)
まずは「神奈川大学」です。
次は「東京農業大学」です。
- Office2007 と Office2003 の共存について(コンピューターセンター)
「Office2007とOffice2003の共存は可能ですが、開発元Microsoftでは推奨されていません。また共存に関して以下の制限事項があります。」とのこと。
そう、Micirisoftは推奨してないのである。
で、以下制限事項。綺麗にまとめてあります。(この大学が実際共存させているかは不明)
■Outlookは旧バージョンと共存できません。 インストール時に旧バージョンが上書きされOutlook2007のみ利用できるようになります。
■Office関連のファイルの関連付けがすべてOffice2007になります。(Excel/Word/Powerpoint/Access)
⇒共存環境で2003のバージョンを使いたい場合、一旦使用するアプリケーションを起動してから[ファイル→開く]より、任意のファイルを開くようにしてください。
■Word2003を利用した後にWord2007を起動すると「構成の進行状況」という画面が起動し、Wordの構成が実行されてからWord2007が起動します。また逆に、Word2007を利用した後にWord2003を起動すると、Office2003の構成の画面が起動しWordの構成が実行されてからWord2003が起動します。
■Access2003を利用した後にAccess2007を起動すると「構成の進行状況」という画面が起動し、Accessの構成が実行されてからAccess2007が起動します。また逆に、Access2007を利用した後にAccess2003を起動すると、Office2003の構成の画面が起動しAccessの構成が実行されてからAccess2003が起動します。
最後は「東京経営短期大学」です。
- Office 2003 2007 共存メモ ←ちょっと重い(教育研究情報センターの人の日記?)
「拡張子の関連付けを工夫
2007をインストールすると従来のOfficeで作成したファイルをダブルクリックして開くと、自動的に2007で開いてしまう。拡張子の関連づけを調整することで、従来のファイルは、2003で開くようできる。」とのこと。
で、具体的な方法が記されています。
拡張子の関連付けを変更する。
.doc を Word 2003に関連づけする場合
マイコンピュータ - ツール - フォルダオプション - ファイルの種類 を開く
1.拡張子DOCを探し選択
2.[詳細設定]をクリック
3.アクションから 「開く」を選択
4.[編集]をクリック
5.[参照]をクリックし、以前のバージョンの実行ファイルを指定
6."C:\Program Files\Microsoft Office 2003\OFFICE11\WINWORD.EXE" /n /dde
7.[OK]何回か押して完了
8.2007で作成した書類は基本的には2007でしか開けないため変更は不要。拡張子は従来のものと異なり、最後にxがついている。
なるほど、「office2003」で作ったファイルは2003で開いてほしいですからね。
メモメモ_¢(。。;)
それにしても、Micorosoftさん、なんとまぁ不具合みたいな共存にしてくれたんだ。
「推奨していない」と言えど、ちょっとひどすぎるぞ!
(だから推奨していないのか。以降繰り返し)