「これでも大学職員のブログ」の古いやつ

「これでも大学職員のブログ」の2015年以前のブログをこちらに移しました。

学生スタッフへの道のりは険しい。。

今回は「関西大学」を取り上げさせていただきました。

情報センターの中には「学生スタッフ(アルバイト)」を雇っているところも多いと思います。


いくつかのサイト見てみると、告知方法や採用基準もそれぞれです。「こんなに楽しいんだよ!」とアピールしているところもあれば、(募集ページの内容を見る限り)簡単にスタッフになれそうなところもあります。


以前ブログで、凝った募集案内を出しているところを紹介しました。
  かっこいいのはスタッフかサイトか?


今回は、そのスタッフになるだけでもかなり大変そうなところを紹介します。

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(続き)

関西大学」です。

まず「応募資格」です。


本学の大学院生、学部学生。(PD、RAは不可)
他人の問題を親身になって協力して解決に導ける人。相談員同士で協力して業務できる人。
絶対に遅刻せず勤務開始の5分前には来る誠実な人。
パーソナルコンピュータ(OS:WindowsVista、XP)全般に関する知識が豊富な人。特にプリンタの取り扱いやアプリケーションソフト、プログラミング言語に精通している人。

1つ目はいいとして、2〜4つめ全てを満たす人なんてどれだけいることか。。
(私はとりあえず3つ目がOUTです。。)


次に「採用試験」。


オンライン試験は全員必須。経験者は経験者用筆記試験もある」とのこと。
その後新規申込者はパソコンを使った試験と面接がある」とのこと。

この「オンライン試験」てのがどんな内容か気になります。PCスキルをみるのか、適正(人格)をみるのか?試験問題を毎年作成しているとしたら、かなりの労力と思います。


ペナルティ」の内容もすごいです。


3回以上遅刻すると勤務時間縮小等のペナルティが科せられます
ここに記述していないことで質問があれば、以下の問い合わせ先にご質問ください。ただし、書いてあることを質問したら減点対象とします。
気軽に質問もできないわけか。。


で、無事採用されると、まず「採用者説明会」というので2時間拘束されるようです。
とにかく、見事採用された方は、かなりエキスパートな方と思われます。



これだけのことを課すということは、それだけ応募者も多いのでしょう。
しかしながら「学生スタッフ=情報センターの顔」でもあるわけで、そう考えると採用する側もある程度のラインをクリアした学生じゃないと困るわけですね。


ところで、上述の応募資格欄の「PD」「RA」って何のことか学生は分かるのでしょうか。
こんな略って皆さん知ってました?
   PD:ポストドクトラルフェロー  RAリサーチアシスタント

私は知りませんでした。(-_-;)


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