大学でのお仕事はいろいろ
今回は「大学の年間行事に駆り出されるお話」です。
大学というところは、年間を通じていくつかの大きなイベントがあります。
この場合、仕事上関係あろうとなかろうと多くの職員がお手伝いをするわけです。
ある意味、大学職員でなくては体験できないようなこともあったりします。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
(続き)
■「入学式」
我々男性職員は、大抵会場チームになります。なにをするかというと、人員誘導、整理です。新入生はまだ(?)初々しくて、友達もあまりいないおかげで、素直に誘導に従ってくれます。
式後、クラスに分かれて学生証やらの配布を行うのですが、これもまた皆静かでおとなしいものです。既に学生証の写真と本人にギャップがあり「ん!?」と驚くこともありますが。。
■「卒業式」
これもまた男性職員は大抵会場チームです。で、入学式とは違い「誘導に従わない」「会場内の友達を携帯で探す」「友達がいないので一旦出てってしまう」等々、もうひっちゃかめっちゃかです。あまり注意するとキレそうになるのでちょっと恐い。。
そんなわけで、毎年時間通りに式が始まったためしがありません。
といいつつも卒業式は、外でいろいろなサークル団体が卒業生を祝う場面が多く見られ、これが私は割と好きなのです。思わず自分の学生時代と重ねてしまいます。
■「定期試験」
監督補助として駆り出されます。時々驚くのは、退出許可時間になると一斉に皆退出してしまう試験があったりします。問題を見てみると、確かに(解けはしませんが)できる人なら20分程度でできてしまいそうな問題だったりします。かわいそうなのは、試験時間を間違ってしまい受けられなかった学生。私に「何とかなりませんか?」とすがる学生もいたりします。何ともならんのです。
■「入学試験」
これも大抵の職員が駆り出されます。監督補助だったり、案内係だったり、連絡係だったりいろいろです。
私は、適任かどうかはおいといて監督補助が好きです。緊張感たっぷりですが、こういう経験は大学職員ならではの特権でもあります。休憩時間にバイト学生といろいろ話すのも面白く、つい「パソコン教室使ってる?」などと切り出してしまうこともしばしば。
あと、「問題訂正」があったりすると、黒板に訂正事項を書くのですが、字の汚さに恥ずかしくなることもあります。
「入学試験」の場合、受験生から後日クレームが来ることもあります。監督の態度に関することだったりしますが、クレームがくるならまだよし。2ちゃんねるに書き込まれたりする大学もありますからね。気をつけねば。
●山梨大学の場合→山梨大学職員の懲戒処分について