「これでも大学職員のブログ」の古いやつ

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九州大学が学生に素晴らしいメールサービスを始めた

今回は「九州大学」を取り上げました。


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九州大学が、学生にとって素晴らしいサービスを始めた模様。


正直、他大学ではなかなかマネできないと思います。


http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/ec/oshirase/2011.06.15.html


1年生の皆様には4月の説明会の時にお知らせしておりましたが、学生の英字氏名を基にした学生基本メールサービスが開始されました。詳細は こちら を御覧ください。


これはいい!


大学としては珍しい取り組みです。


学籍番号を元としたメールアドレスは素っ気なく、使う気も失せると思います。


背景についても述べています。


平成22年度まで学生へ提供していたメールサービスである教育情報システムの学生用メールは,学生番号をベースとした学生IDをメールアドレス(学生IDベースのメールアドレス)として使用しているため,学部から修士課程,さらに博士課程に進むにつれてメールアドレスが変わり,連絡先の継続性がありませんでした。そのため,利便性が悪く,学生へ正確な情報の提供や周知が困難でした。


そう!そこなのです!
大学院へ進学する学生にとってはかなりネックなのですよね。


※本学も。。大学院へ進学する学生さん、ごめんなさい。


で、こんな感じで選べるようです。

http://www.m.kyushu-u.ac.jp/s/


■メールのアドレス形式は以下の二つの形式です。


[ 学生ID@s.kyushu-u.ac.jp ]
   例 1AB11004X@s.kyushu-u.ac.jp


[ 姓.名.乱数3桁@s.kyushu-u.ac.jp ]
1.「姓」「名」の順は組合せ自由です。
  例 taro.kyudai.123@s.kyushu-u.ac.jp    
2.ミドルネームを持つ方は,ミドルネームも使用できます。
  例 kyudai.hoge.taro.123@s.kyushu-u.ac.jp    
3.「名のイニシャル」「ミドルネームのイニシャル」も使用できます。
  例 t.kyudai.123@s.kyushu-u.ac.jp


結構お金をかけたシステムだと思います。


で、素晴らしいにもかかわらず他大学でこの仕組みを導入しない理由。


悲しいかな、それは、大学側の都合です。


はっきり言って、大学側からすれば学籍番号で管理する方が楽と言えば楽なのです。




私も自らこのサービスを導入しようとはなかなか言えず。。すいません。m(__)m


九州大学のメール管理者、結構大変だと思います。


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