「これでも大学職員のブログ」の古いやつ

「これでも大学職員のブログ」の2015年以前のブログをこちらに移しました。

学生はGmail!でも教員はDeepMail

今回は「専修大学」を取り上げさせていただきました。

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2009.12.3追記。 12月1日よりスタートし、詳細なページが公開されました。
 →Gmailの利用方法  マニュアルが充実してます! ※卒業後は使えないようです。
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以前は、Gmailを導入する大学を見つける度にちょっと興奮したりしてましたが、最近はそうでもなくなってきてます。 それだけ珍しいことでは無くなってきたわけで。。


今回は、学生はGmailを導入だけど。。というところを紹介します。
(まあ、そんなに珍しくないパターンではあります)


専修大学」です。

screenshot
<重要>
Google Apps Education Edition(Gmail)導入について[2009/11/20]



お知らせが出ています。
ここも「Active!mail 2003」からの乗り換えのようです。


ということで、リンク先のPDFファイルをいろいろ見てみます。


冒頭部。
専修大学では12 月1 日(火)12 時から、学生ユーザ対象に新メールシステムとしてGmail を導入します。
Gmail とは、Google 社が無料で提供しているWeb メールサービスです。約7GB を超える保存容量に電子メール等が保存できるほか、メッセージをスレッド表示したり、Google の検索機能を使って必要な情報をすばやく探し出すことが可能です。



ほう。告知から10日後にリリースとは、ちょっと急な気も。。
(以前より学内掲示とかしてるのかも知れませんね)


続いて注意点等。


・メールアドレスが変更になります。
 現メールアドレス ユーザ登録名@isc.senshu-u.ac.jp
 新メールアドレス ユーザ登録名@senshu-u.jp



おおお! “ac”を省いたか!
大学の知名度があれば(ドメインですぐ大学名が分れば)こういうこともできるわけだ。



・パスワードがGmail 専用になります。
現在利用している情報科学センターのパスワードは、Gmail に引き継がれません。
初めてGmail を利用する際に、新しいパスワードを設定して下さい。
Gmail に設定したパスワードは、情報科学センターのパスワードと同期しませんので注意して下さい。



なるほど。学内パスワードとの連携はしないわけか。連携って、費用かかりますからね。
※学内から「大学はGoogle Appsを無料で利用できるはずだろ!」という突っ込みもあるでしょうし。



・現メールアドレス宛てのメールはすべてGmail に自動転送されます。
現メールアドレス宛てに送信されたメールは、新メールアドレス宛(Gmail)に自動で転送されますので、Gmail 導入後も現メールアドレス宛てのメールを確認できます。



これを行うということは、学生用メールサーバは今後も運用するってことかな。


更に以下が続く。
・過去のメールを閲覧する専用のシステムを準備します。
2010 年3 月以降は、現行のWeb メールシステムで受信したメールを確認するための専用のシステムを準備します



このフォローはすごい。
多くの大学では「過去メールは●月●日までに各自で移行(バックアップ)してね。過ぎると見られなくなるよ」が、よくある運用ですから。


で、教員はどうなるかというと。。


・メールアドレスの変更等はありません。
情報科学センターのメールシステムを継続してご利用いただけます。
Web メールシステムは、平成22 年システム更新によりActiveMail からDeepMailへ変更となります。(新システムの詳細については別途連絡いたします。)
・教員の方もGmail を利用できます。
情報科学センターのメールシステムとは別にGmail にも登録が可能です。ご希望の方は、情報科学センターにお問い合わせ下さい。



新たにDeepmailを導入かぁ。それなりの投資ですね。
メールシステムを外に(外国に)出すとは何事!
時代はGmail
両者の意見を取り入れた結果かな。




職員はどうなるのだろう。。


参考。(あけぼのさん提供)
 Gmail(Google Apps)導入大学一覧
 Yahoo!メールAcademic Edition 導入大学一覧



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