「これでも大学職員のブログ」の古いやつ

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抜き忘れ防止ツール特集

今回は「USBメモリの忘れ物が多い大学」向けのお話です。

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これまで、「抜き忘れ防止ツール」について何度か取り上げてきました。

  「抜き忘れ防止ツール」を使いたい! (上智大学九州産業大学京都外国語大学を紹介)
  「抜き忘れ防止ツール」を使いたい!Part2 (京都大学を紹介)
  「抜き忘れ防止ツール」を使いたい!Part3 (新潟国際情報大学を紹介)


上記のどの大学も自ら作ったツールっぽく。。 ということで「世に出ているツールはないものか」探してみました。今回は「これは使えそう!」と思ったツールを紹介します。


まずは、すぐにでも使えそうなソフトから。

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リムーバブルメディアの取り出し忘れを防止する常駐ソフト。会社や学校にある共有PCの管理者、また常に持ち歩きたいUSBメモリなどをPCに挿したまま置き忘れてしまいがちな人などにお勧め。



単純明快でいいですね。ソフト自体もかなり軽そうです。
常駐してもタスクトレイのアイコン表示などはなく〜」もPC教室向けでいい感じ。


もう1つ。

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ExitMedia(イグジット・メディア)は、光学ディスク、USBメモリ、フロッピーディスク等の抜き忘れを防止するメディア装填チェックツールです。
メディア装填チェックに特化した仕様となっておりますので、常駐時もPCの動作に影響を与えることはほとんどありません。



画面を見ただけで、もう使い方が分かる感じです。
これも「常駐時のタスクトレイアイコンの表示/非表示も設定できますので〜」なので、もPC教室向けでいい感じ。


次は英語版。

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「USB Stick Watcher」は、USB ドライブの抜き忘れ防止ツールです。
用途はかなり限られてきますが、USB メモリを頻繁に持ち出す人や、出先でiPod を使う人... などには結構使えるのではないかと思います。



機能が豊富なのが特徴です。以下に列記。
 USB ドライブを挿入した時に、アラートを表示する
 USB ドライブが接続されている間、特定の時間置きにアラートを表示する
 USB ドライブの挿入 〜 取り外し までの間、注意を促すような壁紙を表示しておく
 USB ドライブの容量が少なくなったら、アラートを表示する
 USB ドライブを抜かずにOS を終了しようとした時に、アラートを表示する


※こういう「英語版ソフトを日本語解説しているページ」って重宝します。


次も英語版。

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Flash Drive Reminder」は、あらかじめUSBメモリやメモリカードにインストールしておくことで、Windowsの終了時に抜き忘れを警告してくれるソフト。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。



これは、“PC”ではなく“USBメモリ”に入れるソフトです。
自分のUSBメモリは自分が管理する」という人向けです。
これも「常駐している間はウィンドウをもたず、タスクトレイなどにも表示されない」です。


と、ここまではフリーソフトを紹介してきましたが、最後は有償版。

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ロストガードはパソコン終了時に、USBメモリ、フロッピー、CD、MO、メモリカード等のメディアが残ってないかをチェックし、残っていた場合は、ビープ音とともにメッセージを表示し、忘れ物があることを利用者に警告します。
また、管理者等へのメール通知機能や、パソコン名、利用者情報などを忘れ物履歴としてログに残す機能もありますので、メディアの所有者への返却率も向上できます。



さすが有償だけあって、それなりな機能があります。
特に「ログ記録」機能は、ユーザ(アカウント名)が特定できますから、後で呼び出しができますね。


何より有償ですからそれなりのサポートも期待できそう。
フリーソフト(の作者)の方が問い合わせ時のレスポンスが早いこともありますけどね。


冒頭で紹介した過去ブログ(「抜き忘れ防止ツール」を使いたい!Part2)のコメント欄に「VECTORに公開しました」という投稿がありましたが、現時点で指定URLからダウンロードできない状態です。公開やめちゃったのかな。
2009.9.11追記
公開されていました。
「RemoRemo2」USB メモリなどの抜き忘れを警告
 



皆さんの大学ではどれか入れてたりしますでしょうか。
(なんだかんだで本学ではまだ導入していません)


※他にもご存知でしたら是非教えてください。m(__)m 更新していきます。


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