2008-08-24 ちょっとやりすぎな迷惑メール対策 SPAM等 今回は「明治大学」を取り上げさせていただきました。 今や、導入していない大学の方が珍しくなってきた「迷惑メール対策」。 導入している大学の多くは「学外から学内に届くメール」をSPAM判定しているようです。 今回は「そこまで判定(チェック)しなくても。。」というところを紹介します。 「明治大学」です。 迷惑メール対策の導入について (システム管理グループ より。2008年8月15日) 「今夏のMINDネットワーク機器の更新にあわせ、8月14日より、迷惑メール対策機能を持つメール中継サーバを導入いたしました。」 「このメール中継サーバにより、 学内〜学外間のメール 学内サブドメイン間のメール については、従来のウィルスチェックばかりでなく、迷惑メールの検出も行われるようになりました。」 「現在、メール中継サーバにて、迷惑メールと判定したメールは、表題(Subject:)に[SPAM]という文字を挿入しています。」とのこと。「こんなでかい大学が今頃導入?」という驚きは置いといて。。 [SPAM]というタグをつけるのは一般的です。どの大学でもやってます。 気になるのは、SPAM判定の対象メールです。ちょっと異例。以下所感。 ■「学内〜学外間のメール」を判定対象にしている件。 これって学内→学外メールもSPAM判定の対象? だとすると、学内から出したメールに[SPAM]のタグがついて相手に届く可能性もあり。。「自分のメールが自分の大学でSPAMと判定され、学外の人間に届く。」 それってかなり格好悪いぞ! ■「学内サブドメイン間のメール」を判定対象にしている件。 明治大学のサイトをざっと見ると「mics.meiji.ac.jp」「kisc.meiji.ac.jp」「isc.meiji.ac.jp」等々サブドメインのアドレスがあります。例えば、ある学生が○○課にメール(or その逆方向にメール)をすると、[SPAM]のタグがつくこともあるわけだ。 お互い不信感抱くぞ! 学内のどっかのメールサーバが、踏み台にでもされちゃった時のことを考えてのことかな。 あるいは、学内の人間でもSPAMを送る輩がいる場合を考えてのこと? それでもやりすぎと思う、うん。 (せめて判定基準をユーザに知らせた方がいいと思う)