独自色を出してGmail導入!
今回は「立教大学」を取り上げさせていただきました。
今回も懲りずに「Gmail」導入の大学を紹介します。
これまで結構Gmailを導入した大学を紹介してきましたが、今回はちょっとインパクトあります。
(私からすると、一番インパクトあるかも)
今回は、これまでの素っ気無い「Gmailログイン画面」に独自色を出した大学を紹介します。
(以下に紹介しますが、この大学、かなり大規模なリプレースをした模様)
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(続き)
「立教大学」です。
Gmail以外について、もうちょい紹介。
「ネットワーク接続
SINETへの接続により、全国の教育研究機関とのネットワーク接続がより高速・強固になります。」
「PC教室システム
PC教室はシンクライアントシステムを導入することで、複数OSの利用が可能になり、また、授業利用ソフトの追加インストールも迅速になります。」
「システム基盤
これらのシステムを支える基盤システムとして、NetApp社製の最新のファイルサーバ、サンマイクロシステムズ社のIDM、ブレードサーバと仮想化技術の組み合わせ利用など、最新技術を採用しています。」とのこと。
う〜ん、大規模だ。
1つ目については、「これまでは民間プロバイダとの接続のみだった」ということかな。
3つ目については、メーカー名まで出してアピールしています。やがてメーカーの事例集にも載るかも。
あと、割と思い切って改善したと思われるネタ。
「1. 「rikkyo.ac.jp」への一本化
1999年にV-Campusシステムのサービスが開始された当初、(中略)学生を含めた大半のアドレスでは「rikkyo.ne.jp」というドメインを使用してきました。(中略)今後は「rikkyo.ac.jp」に一本化に向けて、運用方針を変更いたします。」
「2. ユーザアドレスのサブドメインの廃止
現在は、専任教職員のアドレスは「サブドメインなし」であるのに対して、学生、非専任スタッフなどのアドレスにはサブドメインが付与されています。 (中略)今後は全ユーザについて、サブドメインなしのアドレスで運用できるよう、方針を変更いたします。」とのこと。
1については、「ne.jp」が思ったほどメリットが無かったのでしょうね。真似する大学も無かったようですし。。(当時「大学がne.jpかぁ」と感心した記憶はあり)
2については、素晴らしい改善です!
私からすれば、「サブドメインのアドレス」なんて、サーバ管理側の都合でしかないような気がします。学生さんからすれば、サブドメインなんて覚えてられませんからね。
この大学では、卒業後も“有償で”アドレスを利用し続けることができるようです。
「<料金について> 2008年度(2009年3月31日まで)利用料金:10,500円(税込み)」とのこと。「高い!」とみるか「妥当」とみるべきか。。
前述のサブドメインのネタのついでに。
(以前、とあるマンモス校の職員の方から聞いたお話)
学部ごとに部署があり(○○学部総務課等)、学部ごとにサブドメインがあるとのこと。そのため、学部を超えた異動の場合「自分のアドレスも変わってしまい面倒極まりない」とぼやいていました。