専用線はどこをお使いですか?
今回は「SINET」を取り上げさせていただきました。
大学の専用線(インターネット回線)は、高速化の一途をたどっているようです。
ちょっと前までは100Mbpsを敷いていれば「速!」と驚いていましたが、今では当然のようです。(しかも帯域保証型)
で、大学の専用線といえば「学術系回線」、学術系回線といえば「SINET」です。
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(続き)
「SINET」を利用している大学は国公私立問わず非常に多いです。
で最近、いろいろな情報センターサイトを見ると「SINET3への切替工事により〜」というお知らせがあちこちで見られます。「SINET3とは何だ?」と調べてみると以下のような文章があります。
「既存のSINET/スーパーSINETを統合し、先進的な通信技術を採用するとともに、多くのサービスを予定うんぬん」
- 詳細はこちら→次世代学術情報ネットワーク(SINET3)計画
何だかすごいことのようです。意気込みも感じられます。
(以降、SINETに関して私が感じる疑問、不安な点です)
試しにGoogleで「SINET 停止」で検索してみると、あれよあれよと多くの大学での停止お知らせのページが出てきます。
私の「SINET」に対する第一印象は「メンテナンスが多い!」ことです。 |
そして何より気になるのは、上述のSINET3への切替工事の殆どが「平日昼間」に行われていることです。「SINET(国立情報学研究所)」の都合とはいえ、各大学が平日昼間の停止をよく許しているな、と。事前に告知しても学生教職員からかなりクレームがくるでしょうね。
あと、割と多くの大学で、「大きな大学(ノード校)」を経由して「SINET」を利用しています。そのような大学は、その「大きな大学」の停電時やトラブル時は、影響をもろに受ける訳です。
とまあいろいろ書きましたが「SINET」に恨みは全くありません。教育機関にとって、大きな役割を果たしており、今や無くてはならない存在なわけですから。