「これでも大学職員のブログ」の古いやつ

「これでも大学職員のブログ」の2015年以前のブログをこちらに移しました。

とある大学の教職員の役職手当が公開されてます

今回は「大東文化大学」を取り上げさせていただきました。


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大学の教職員組合のサイトには様々な情報があります。


大東文化大学職員組合」。広報「桐」より。

http://www.boreas.dti.ne.jp/~daito-un/union-dbu/kiri-index.html


この中で、春闘に向けた教職員アンケート結果が公開されています。


以下、手当に関する部分について。


(組合では役職者手当の削減を求めている模様)


http://www.boreas.dti.ne.jp/~daito-un/kiri-archive/1049.pdf#page=6


抜粋。
教員役職者手当は事務役職者手当と違って一時的性格のものですが、首都圏私大の中でもトップクラスの金額であり、職務の実態に即した再検討が必要であると考えています。


ふむ。他大学に比べいい額のようです。以下に列記。


教員アンケートより。


8−1 副学長(月 10.9 万円)


8−2 学部長(月 10.9 万円)


8−3 学科主任(月 6.8 万円)


8−4 研究科委員長(月 9 万円)


8−5 大学院専攻主任(月 3.5 万円)


8−6 ロースクール委員長(月 10.9 万円)


8−7 ロースクール教務主任(月 6.8 万円)


8−8 ロースクール学生主任(月 6.8 万円)


8−9 東松山キャンパス運営委員長(月 9 万円)


8−10 東松山担当主任(月 3.5 万円)


8−11 研究所長・所長(月 6.8 万円)


8−12 図書館長(月 10 万円)


職員アンケートより。


10−1局長(月 13.8 万円)


10−2 審議役(月 11.5 万円)


10−3局次長(月 11 万円)


10−4部(室)長・事務室長・専門部長(月 10.9 万円)


10−5課長・事務長・専門課長(月 7.2 万円)


10−6 副課長・副事務長(月 4.5 万円)


10−7主査(月 1.3 万円)


皆さんの大学と比べていかがでしょうか。


自由記述もあります。



教員の自由記述欄


・他大学の水準より高いため、削減余地は大きい。役職を一貫して増加させてきたが、減少も強く要求すべき。
・学部附置研究所所長手当は廃止。
・すべて一律で同額にすることも考え得る。
・各種委員会の委員長、副委員長に手当がないのに、役職手当は高額過ぎるのでは。
・金額の背景にある実務との間の関係に、明確な結びつきを感じない。


職員の自由記述欄


・一般職員にはサービス残業をしている人もいるので役職者手当も減額すべきです。(一般職に負を求めるなら役職者からの負が優先でしょう。
・仕事をしない役職者(特に課長、事務長、主査)が多すぎる。
・役職手当については、対外的なことと部下へ還元する等の目的の下に支給されていることとも思われる。しかし、現状では自分のためのご褒美になっている。だとしたら、余りにも高額過ぎるので是非とも減額されたし。
・主査手当が公務員に比べて少ない。
・主査は残業代だけで相当稼いでいると思うのですが
・部署によって、部長は仕事をしていない人もいる。
・無料で良い。残業もせず、午後 5 時に退勤するものが多い


職員の意見が結構厳しいです。




こんなのをネタにしながらも私、本学の手当状況を全く知らず。。。



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