2011-11-09 「リプレースしようか?」「じゃクラウド入れよう!」 システム・サービス 今回は「法政大学」「北海道大学」「千葉工業大学」を取り上げました。 ここ最近、クラウドシステムの導入記事が目に入ります。 「法政大学」です。 日立、法政大学に学内クラウドを実現する新システム基盤を構築 | マイナビニュース(2011/11/08) 日立製作所は11月7日、法政大学の事務基幹システムと教務システムの基盤である「新情報システム」を刷新し、学内クラウドコンピューティング環境を実現する新システム基盤「情報システム2011」を構築し、本格稼働を開始したと発表した。 同大は第1期システムとして2007年に「新情報システム」を稼働し、同システムではSOAによるシステム設計を行い、Webサービスの連携基盤を構築した。第2期システムに当たる「情報システム2011」では、仮想化技術を採用して事務基盤サーバを統合し、学内クラウドコンピューティング環境を構築した。 仮想化技術の採用により、従来システムと比較して、サーバやストレージなどの機器の台数を約50%削減したほか、サーバのCPU性能は2.3倍、メモリ容量は1.2倍、ディスク容量は4.9倍に向上させるなど、システム性能も強化されている。物理サーバの台数削減により、消費電力量も従来比約50%の削減を実現。 「北海道大学」です。 日立、北大に学術クラウド「北海道大学アカデミッククラウド」を構築 | マイナビニュース(2011/11/01) 日立製作所は10月31日、北海道大学の北海道大学情報基盤センターに構築してきた学術クラウドシステム「北海道大学アカデミッククラウド」が完了し、11月1日からサービスの提供を開始すると発表した。同システムは、北大に限らず全国の大学研究者の学術用途・研究支援を目的として提供される。 同システムは、「学際大規模計算機システム」の一部として、170テラフロップスを超える演算性能を有するスーパーコンピュータシステムとともに運用される。オンデマンドで利用できる仮想サーバ、複数の計算機をまとめたクラスタパッケージによるMPI(Message Passing Interface)環境、Hadoopなどの分散処理環境、オンラインストレージやブログなどの利用環境がIaaS/PaaSとして提供される。 「千葉工業大学」です。 富士通、千葉工大にクラウドを活用した仮想デスクトップ環境を構築 | マイナビニュース(2011/11/01) 富士通は10月31日、千葉工業大学 芝園キャンパスにクラウドを活用した仮想デスクトップ環境を構築したと発表した。 本環境の構築により、学生は芝園キャンパスにおいていつでもどこからでも自由にPCを用いてセンターへ接続して、CADやデザイン系のアプリケーションによる学習・開発演習ができるようになる。 今回、仮想PC方式の採用により、学生一人ひとりにPC環境を提供が可能なため、将来はキャンパス内だけではなく、自宅からも学内の環境を利用できるようになる。 仮想化=クラウド? 最近よくわからん。 参考。(過去ブログより) ・東京電機大学がプライベートクラウドを導入。バーチャル図書館も。