「これでも大学職員のブログ」の古いやつ

「これでも大学職員のブログ」の2015年以前のブログをこちらに移しました。

明治大学はExchange Serverを選択

今回は「明治大学」を取り上げさせていただきました。


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久々の情報センターネタ。


GmailやらYahoo!メールやら導入する大学が増えている中、「今後もメールは学内で」という方針を貫く大学もあります。


以前、九州大学を紹介しました。
  WEBメールを廃止しました - これでも大学職員のブログ


今回もそんなところを紹介します。 (WEBメールは廃止してませんが)



明治大学」です。 (情報基盤本部より)

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情報基盤本部では,本学で運用しているメールシステムの更新を2009年度末に実施します。今回の更新は,現在稼働しているメールソフト「GraceMail」の販売・サポートが終了のため,新たなメールシステムへ移行すること,および機能性と信頼性の向上を目指します。



GraceMailからのリプレースです。


ということで、その内容をチェック。


メールシステムはマイクロソフト社のExchange Serverを採用します。Exchange Serverは企業でのシェアも高く,学生が卒業後も利用する機会が多いと想定しています。


恐らく、昨年出た「Exchange Server 2010」ではないかと。
てことは、学生はWEBメールOutlook Web Access」を使うわけだ。
Firefoxも使えるのかな。Macユーザーとかはどうなんだろう。Safariとか。。



メールシステムを構成する機器を冗長化することで,レスポンス向上と耐障害性を強化します。


これこれ。この冗長化がお金かかるんですよねぇ。。
更に負荷分散するための装置(仕組み)も用意しなきゃならないし。。



メールサーバ上にメールを保存できる容量が,専任教員・特任教員は1GB,それ以外の兼任教員,学生などは500MBへ増量します。
(現行は駿河台・和泉は50MB,生田は100MB)


ふむふむ。学内運用を考えれば、まあまあの容量ですね。 (えらそうに)



2010年度以降の採用教員および新入生などの新規利用者は,メールドメイン(メールアドレスの@の右側部分)として @meiji.ac.jpを新規に利用します。


素晴らしい。サブドメインは覚えづらい(覚えてもらえない)ですからね。


それにしても、明治大学はMicrisoftとの関係を強めていってますね。 Microsoftサイトより。

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学生サービスと全学のセキュリティ レベル向上のために、Microsoft OfficeForefront Client Security などを「包括ライセンス」で、コストを抑えて一括購入



最後の一文。
さらに、明治大学では包括ライセンスで締結した Core Client Access License を生かし、今後、全学メールシステムとして Microsoft Exchange Server を導入することも検討していると村田氏は続けます。
その通りになりました。


最後に「Outlook Web Access」の画面イメージ例など。

screenshot
ログイン画面、ログイン後画面。


※いくつかの大学でも導入されているので、検索すればいろいろ出てきます。




明治大学も、Gmail等学外メールサービスの検討もしたかと思われます。
やっぱり「外に出すのは不安」だったのだろうか。。


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